最近よく耳にする「ChatGPT」。 AIが文章を作ってくれるって聞いたけど、実際どんなことに使えるの?と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、私が普段使っているChatGPTの「基本的なテキスト処理」について、できることを中心に詳しくまとめてみました。
すべて無料版のChatGPTでできることなので、気軽に試してみてください。
実際に使ってみた感想やおすすめの活用法を交えて紹介するので、「まだ使ったことないよ」という人にもきっと参考になるはずです。
ちょっとした疑問の解決から、ブログ記事の下書き、SNSのキャプション作成、翻訳、さらにはレポートの構成まで…。
「え、そんなことまでできるの!?」っていう意外な活用もあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ChatGPTってどんなことができるの?
まず前提として、ChatGPTは「質問に答えてくれるAI」というだけではありません。
会話のようなやり取りの中で、自然な文章を作ってくれたり、こちらの意図をくみ取って提案してくれたりします。
特に、文章に関する処理がめちゃくちゃ得意なんです。
なので、ブログを書いたり、SNSで発信したり、仕事で資料を作ったりするときに、「書くこと」に困ったらすごく頼りになります。
もちろん万能ではないけど、「文章を書く」という作業をかなり効率化できるのは間違いありません。
1. ブログやSNSの投稿文がすぐ作れる

記事の構成から本文まで自動で提案
ブログで「ChatGPTの使い方まとめ」というテーマを書こうと思っても、最初の段階で「何から書けばいいんだろう…」と悩むことがあります。
そんなときに
「ChatGPTでできることをテーマに、導入・見出し・結論まで含めて構成を考えて」
このように入力すれば、以下のような流れを提案してくれます。
さらに「それぞれの見出しの本文も書いて」と追加すれば、ある程度形になった文章が出てくるので、あとは自分で調整するだけです。
私の場合、「導入文が書けない」と悩む時間がかなり減りました。
InstagramやX(旧Twitter)のキャプションにも使える
たとえば「女の子のゆるキャラがカフェの窓際でコーヒーを飲んでいる写真」に対して、
「この画像に合うSNSの投稿文を考えて」
とChatGPTに頼むと、こんな感じのキャプションが出てきます。
そこから「もう少し砕けた感じに」とか「季節感を入れて」とリクエストすれば、どんどんバリエーションを出してくれます。
SNSのネタ切れ対策にも便利です。
2. 日常のちょっとした疑問も即解決

ググるより早いこともある
たとえば
「なんで猫は夜になると走り回るの?」
という素朴な疑問。 これをChatGPTに聞いてみると、以下のような答えが返ってきます。
こんな感じで、理由と背景までセットで教えてくれるので、ちょっとした雑学としても面白いです。
友達との会話のネタや、子どもに質問されたときの答えにもなります。
3. 長文の要約が想像以上に便利

本や記事の内容を短くまとめてくれる
たとえば3,000文字くらいの長い記事を読んだあとに、
「要点だけまとめて」
とChatGPTにコピペすると、こんなふうに返してくれます。
一言一句覚えなくても、何が書いてあったかざっくり把握できるので、あとで見直すときにも便利です。
議事録や会議メモも効率化できる
「会議の内容を要点だけ箇条書きでまとめて」
と頼むと、たとえばこんな感じになります。
もともと自分で取ったメモを貼り付けて、「読みやすくまとめて」でもOKです。 忙しいときほど助かる機能です。
4. 翻訳も自然な文章に仕上がる

英語⇔日本語はかなり実用レベル
たとえば、英語で来た問い合わせメールに対して
「ていねいな返信文を英語で考えて」
と頼むと、以下のような文を出してくれます。
この英文に対応する日本語の丁寧なメール文としては、次のようなものが考えられます。
「お問い合わせいただきありがとうございます。 当社製品にご関心をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。 近日中に担当よりご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。」
このように、日本語の丁寧な表現と合わせてチェックすることで、実際のビジネスメールにも安心して活用できます。
もちろん文法の確認や自分の言葉への調整は必要ですが、テンプレートとしてかなり使えます。
他の言語にも対応している
旅行前に
「タイ語で“こんにちは”ってなんて言うの?」
と聞くと、
と教えてくれます。
こういうちょっとした翻訳がパッと出てくるのもありがたいです。
5. 作文やレポートの骨組みを考えるのが得意

書き出しのヒントになる
たとえば「夏休みの思い出」というテーマで読書感想文を書きたいときに、
「小学5年生向けの読書感想文の構成を考えて」
と頼むと、
というような骨組みを提案してくれます。
書く内容の道筋が決まると、あとは肉付けするだけなのでスムーズに進みます。
学校でも仕事でも応用できる
企画書のたたき台が欲しいときも、
「〇〇をテーマにした企画書の構成を考えて」
と伝えると、
といった、いかにも仕事で使えそうな内容を提示してくれます。
自分のアイデアを整理する補助としても優秀です。
6. キャッチコピーやタイトル案も頼める

印象に残る言葉を考えるのが苦手でも安心
「LINEスタンプの紹介文を考えて」
と言えば、以下のようなキャッチコピー案を出してくれます。
自分で考えると時間がかかる部分を、サクッと出してくれるのはありがたいですね。
キーワードを入れてもらえばSEOにも対応できる
「“ChatGPT 活用方法”というキーワードを含めてタイトルを考えて」
と頼むと、
といった、検索に強そうなタイトル案をいくつも出してくれます。 SEOに強いブログを目指したい人には特に助かる機能です。
まとめ:ChatGPTを使えば「書く」ハードルがグッと下がる
ChatGPTは、ただの会話AIではなく、文章作成の頼れる相棒です。
特に「ゼロから文章を作るのが苦手」「考えはあるけど言葉にできない」という人にとっては、めちゃくちゃ助けになると思います。
もちろん、そのままコピペではなく、最後に自分の言葉で整えることは大事ですが、それでも作業量は大幅に減ります。
「とにかく書くのが大変」と感じていた頃の自分に教えてあげたいツールです(笑)。
今回ご紹介した内容はほんの一部なので、まずは一度試してみて、自分なりの使い方を見つけてみてください。
慣れてくると、「これもChatGPTに聞けばよかった!」って思うことが増えてくると思いますよ。

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